電脳版「さめちゃん通信」

 

A 陽之助、念願の「講談界初の宇宙飛行士」に成る。本人曰く「本物の宇宙服だったので、高座は暑かった」。
☆↓2000/12/06国立演芸場「神田山陽一門会/さよなら20世紀」にて

ただ単に昭和44年の生まれだと云うだけで、「アポロ11号月面着陸」のネタを読む事を任された陽之助。早速資料集めに走るだけで無く、どうせやるならと生意気にも、大胆な衣装を舞台演出担当者(今回は神田紅姉サン)に要求。その愚かな願いに対して与えられたのが、(財)日本宇宙フォーラムさま所有のナント「本物の宇宙飛行服(船内用)」。全身オレンジ色、しかもヘルメット付き。もともとが本格SF大好き少年。嬉しさのあまり、陽之助はオッペケダンサーズ終了後、当日のフィナーレでモー娘に合わせて踊る処までズット宇宙服を着用し続け、当日ナビケーターを務めた神田北陽兄サンから「陽之助はずっと楽屋で宇宙服をきて居ますが、宇宙服だけに浮いて居ます。」と大いなる顰蹙を買ったモノの、本人はそう言われるまで全く気が付かなかったと云うのぼせ方。しかも国立演芸場の高座に宇宙靴を履いたまま、上がってしまった・・。

さて気に成る着ごごちだが、本人曰く「一見自動車工場のツナギ作業服の様だが、やっぱり宇宙服。何しろ何の用途なのか全く判らないジョイントらしきモノが沢山付いて居て、兎に角何だか面白かったぜ。でも難点も幾つか有るぞ。まず何しろ着づらいし脱ぎづらいし、汗臭い。そしてヘルメットは重くて首が痛く成ったし、何よりアレは暑かった」。只でさえ、人様より大汗をかくので有名な陽之助が、当日高座で必要以上に大汗をかいたのは言うまでも無いところ。噂では宇宙遊泳(と本人は言い張るが、贔屓目に見てもアレはフラフラしてただけと云う意見が多数)が終わって、ようやくヤマ台に辿り付いた時には、余りの暑さとヘルメットの重さで意識が朦朧として居たとも・・。それでも本人は「SFが好きだっただけにやっぱり宇宙には興味が有る。いつか月面で兎とバニーガールを相手に講談を読んでみたい。だが、その前に宇宙開発史を4席ぐらいの講談にまとめて読んでみる予定。」との事。一体それが何時の事なのかはお天道様位しか知らない事だが、取り敢えず期待をしておこう。ちなみに陽之助が一番好きなSF小説は野田昌弘作の本格スペースオペラ「銀河乞食軍団(ハヤカワJA文庫)」との事。最後に陽之助は「マスター閑古鳥、早くギンコジを返して呉れぃ〜。」と叫んでいたらしい。

ちなみに一寸気に成るオッペケダンサーズだが、今回の舞台演出を担当した紅姉サンが、サラ口で登場し「川上貞奴と音二郎」を読んだ時に、陽之助を始め陽司・小松・京子との4人で組んだ愉快なユニット。紅姉サンと共に「♪オッペケペー」と踊りながら登場し、その切れ場で再登場。しかも今度は踊るだけで無く、台詞付き。オッペケダンサーズはそれぞれ歌の分野を分担し、陽之助は政治分野を担当。内閣改造の翌日だ。

♪ 内閣改造、森さんが ♪

♪ お願い龍ちゃん、宮沢さん ♪

♪ 偉い人イロイロ、集めたが ♪

♪ それより自分を、改造せ〜い ♪

♪ はぁ、オッペケー、オッペケペー ♪

♪ オッペケペッポウ、ペッポッポッー ♪

と踊りながら歌い、紅姉サンを除けば一番受けて居たと、本人はあくまでも言い張って居るらしい。全く弱ったモンだ。

(現在NASAから国立演芸場に潜入中の銀河乞食軍団副頭目「ロケット松五郎」発/DYK電)

                             (2000/12/10本文・2000/12/18画像アップ)

 

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