講釈師に成るには一体何をどうすればイイのか?

 

 

〜 序章 : そもそも 〜

プロの講釈師に成るには、一体何をどうすればイイのか?

どうすれば良いのでしょうか・・。

講釈師に成る為の「専門教育機関」なんてモノは、この世に存在いたしません(注1)

基本的に師匠に弟子入りし(注2)

師匠や先輩から口伝etcで芸や仕来たりを教えて貰い、学ぶ以外ございません。

若手漫才etcと違い、寄席演芸は師弟制度が確立されて居りますので、

師匠に弟子入りする以外は、プロとして高座に上がる事はまず不可能です(注3)

プロの講釈師に成りたいのならば、師匠を選んで弟子入りしましょう(注4)

 

    〜 二章 : 準備しよう! 〜

さて師匠選びは、大変に重要な事です(注5)

なにしろ自分の親同然に成って貰う人ですから(注6)、とにかく慎重に、慎重に。

そして出来うる限り、様々な情報や意見を集めましょう(注7)

優しそうな前座さんに相談してみるのも、良いかも知れません(注8)

ある程度、意中の師匠が定まりましたらば、その師匠の追っかけ(注9)をして、

師匠に顔を覚えて貰える位に成れば、こりゃ大したモノです(注10)

その師匠に他に弟子が居るかどうかも確認しておきましょう(注11)

同時に、身辺の準備もしましょう(注12)

貯金も出来るだけしておきましょう(注13)

粗食にも耐えられる様に成っておきましょう(注14)

貧乏をエンジョイ出来るくらいの精神構造に成っておきましょう(注15)

正座にも耐えられる様にしておくと、よりベターです(注16)

準備が出来たと思ったら、もう冷静に一度良く考え直してみましょう(注17)

よくよく考えて結論が変わらなければ(注18)、次の章に進んでください。

 

〜 三章 : 入門願いに行こう! 〜

自分の人生をお願い出来る師匠を決めたならば(注19)、いよいよ入門願いです。

出来うる限りのこざっぱりした身なりを整えて下さい(注20)

入門願いには幾つかのやり方が有ります。

・楽屋を直接たずねて、入門願いをする(注21)

・誰かに紹介して貰って、入門願いをする(注22)

・お手紙を出して、方法・手段を指定してもらう(注23)

他にも方法は有るでしょうが、間違っても通りががりの往来での入門願いだけは避けましょう(注24)

入門の面接(注25)が決まったら、時間前に指定された場所に参る様に致しましょう(注26)

履歴書の様なモノを持って行くのも良いかも知れません(注27)

尋ねられた事には一切偽る事無く(注28)、自分を素直に出して(注29)

師匠が入門を許して呉れる様に努力しましょう(注30)

その場では入門を許してくれず、「考え直しておいで」と言われる事が殆どです(注31)

入門を断られる事も有ります(注32)

断られても断られても、改めて入門願いに行く人も居ます(注33)

あっさりと諦めてしまう人も居ます(注34)

違う師匠に入門願いに行く人も居ます(注35)

貴方がどう思おうと願おうと、最終的な「選択権」と「決定権」は師匠側に有ります(注36)

もしも、まかり間違って、師匠が「入門許可」を出して呉れたならば(注37)

これで貴方も、「講釈師に成る資格の様なモノ」を手にした事に成ります(注38)

これから厳しい修行が貴方を待ち受けております(注39)

せいぜい頑張って下さいませ(注40)

講談界は貴方の情熱をお待ちしております(注41)

 

※ここに書いて有る事を参考にして、もしも上手く行かなくても、鯉風は一切責任は取りませんよ※